いつも心に太陽を

北海道在住、住所不定。現在ネパール。明日はどっちだ

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募金してくれたみんなへ

3/24に行われたワイトロックミーティングでトースケの、みんなの優しさから話をさせてもらう事ができました。
最初は今のタイミングで参加する気にならず、断ったのですが主催者のトウスケから「うちらは何かしたくても動けないんだ、動いてるツー(僕)に今回のイベントで集まったお金を託したいんだけどどうだろう?」という言葉で動かされた気がします。
集まった金額はお店の方もびっくりする金額でした。ただ、トウスケが託してくれると言っているお金、僕に渡す前にしっかり考えてください。
そしてみなさんで判断してください
僕は特別な事もしていませんし基本的には気持ちで動いているだけです。
ここに書いてある事はspecialでもなんでもなく僕が見てきた今(3/23までの宮城市、仙台市、茨城市の現状)です
ただ、自分の中では急遽!だったため、伝えたい事、話したかった事があまり喋れなかったような気がします。
帰ってからずっと考えた結果もう一度伝えたいと思い、文字に落としてみる事にします。

僕は冬はスノーボードカメラマン、夏は山岳カメラマンなどをしています魚住司と言います。
僕や周りの仲間は寒い場所での行動、過ごし方に多少の知恵と経験があり、スノーボードを通して幾らかの影響力とネットワークを持っています。それを活かして、いま出来る事として、まず被災者の方が使えそうで僕らが使っていないウェアなどの防寒着を集めました。
その集めた物資をどの様にして何処にもって行くかが大切なポイントですが、被災地からの少ない情報とそのエリアに居る仲間からの情報を頼りに、必要な場所を探し出し、配達の場所・方法を決めました。
もちろん「個人からの物資は受け取らない。」「衣類などは逆に困る。」など、ニュースや政府からのメッセージは知っていたし、この行動について賛否は分かれることも分かっていました。被災地で「迷惑な人」になること程最悪な事はありません。僕自身、今回の動きを「間違っていた。」とは思いませんが、これを「みんながやった方が良い」とも思っていません。東北までの高速道路開通、状況は刻一刻と変わるし、反対に被災地から自分のすむ街に被災者が避難して来る可能性も高まっています。だから、同じ様な動きをしている方、しようとしている方には、状況をよく見て、冷静に、臨機応変に行動する事(又は、しない事)を勧めます。

そして現場で感じた現実の真実。関東からほど近い北茨城の日立市でも未だ水が確保されておらず、主食は水を使わないパンのみの状態でした。
水を運ぶタンクローリーがきてもそれをわたす入れ物(ポリタンクなど)がない。
地元の融資で炊き出しをしても自宅で動けない老人に配給できる動ける若者が足りていない。
炊き出しのウドンを食べながら近づいて来たオバちゃんに声をかけられたので、なにげなく「何処から来たの?」と聞くと「南相馬から」と言う答えでした。僕は「物資を持って来たんだよ。」とか言えたらもしかしたらオバちゃんは喜んでくれたかも知れないけど、南相馬と聞いて完全に言葉を無くし、「家は…」とか、「家族は…」とか聞こうか迷った挙句「オバちゃん、無事でよかった。ね。」としか言えませんでした。オバちゃんは「ウドンが美味しい。」と言って笑いかけてくれました。荷物を運び終わって、体育館の中の様子をちょっとだけ見て、受付ヨコに貼ってあった避難者リストを見ると、今回最も被害が大きかった場所の一つ、南相馬市と相馬市からの避難者の方たちだと分かりました。たしかにそこに居たほとんどの方は、身につけているもの以外何も持っていない様子でした。「(使える物なら)どんな物でも助かります。」と言っていた職員さんの言葉がリアルに響きました。
帰ろうとした時、入口近くにいた40代位の女性が話しかけてきました。
「ボランティアの方ですか?」
「いえ、物資を届けに来ました。」
彼女は深々と頭を下げ「ご苦労様です。ありがとうございます。」と言ってくれました。
「がんばって下さい。負けないで。」
そういって僕らは頭を下げ、その場を後にしました。
 
その避難所にはガス/電気/水道もあったし、夜は暖房もつくとの事でしたが、広いとはいえ仕切りもない体育館に600人(その後1000人に増える予定)、健康を保つのは簡単な事じゃないと思います。今日本には数十万人の人が同じような状況だったり、もっと過酷な状況の中過ごしています。これからもっと沢山の力が必要になります。支援のカタチは様々ですが、みんなの知恵、力、心を合わせてこの危機を乗り越えなければと思います。
電気とのつきあい方、自然(地球)とのつきあい方、人同士の繋がり、様々な大切なことを考える機会だと思います。
僕らは今この世界を生きる人として、必要な物、要らないもの、やりたい事、やりたくない事、やるべき事を見極めて未来を(現在を)つくりましょう。

今回僕らは、必要な物を必要な人に届けられたと思います。しかし、自分や仲間たちの行動に対し否定的な意見もあるかとも思います。テレビでやるなと言っている事だったりするのでそれはある意味当然です。政府や、メディアを批判する気はありません。右も左も分からないコントロールの利かない人が、被災地に入ったら邪魔だと言うのも分かります。ただそこに物資が本当に要らないのか?人手が本当に全く必要ないのか?何となくですが、自分なりのビジョンをもっての行動です。だから、これを見て、「オレも。」的なノリでやろうと言う人はしっかり考えて行動して下さい。
突き動かされ、止める事の出来ない思いを持っている人を僕は止めようと思いません。
賛成の人も、反対の人も、しっかり自分の胸に聞いて未来に向かって行動して下さい。
後悔のない様に。

最後になりますが、急な呼びかけに協力してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
被災した人も、原発と闘う人も、ボランティアに行く人も、募金した人も、いつも通りがんばっている人も、避難した人も、まだ何もしていない人も、みんな応援してます。
本当の復興はまだまだこれから、自分に出来ることをやっていこうと思います。
がんばりましょう!
3/26  魚住 司
      
  1. 2011/03/26(土) 03:34:33|
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